学生の声 2023年度

2021年度入学
外国語学部英米学科の学生(兵庫県立明石城西高等学校卒業)

将来は外大の教員に!

上位1パーセント合格の証拠。

合格体験記

私は、本学を学校推薦型選抜の全国枠で合格しました。まず、私が入試に際して力を入れたポイントから解説します。私は推薦試験の対策として、英検を活用しました。高校1年生の時に、試しに受けた英検準1級に合格したのをきっかけに、高校 2年生の時、英検1級に合格しました。1級に関しては、受験者の上位1パーセントの成績でした。なので、入試の際に英検1級ホルダーであることをアピールすることで、周りの受験生よりも一層有利に戦えることができました。
推薦と並行して、一般入試の対策にも力を入れてきました。具体的には、学外の模試では常に英語の偏差値は75以上、外大はA判定を維持するようにしました。一般入試の対策でおすすめの参考書は、『英検1級長文読解問題120』です。外大の英語試験はアカデミックで高難度なので、1級レベルの英文読解を練習しておきましょう。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

私は、英米学科にある語学文学コースに所属しています。このコースには、さまざまな種類の講義があります。この機会にみなさまに紹介したいのは、今から紹介する3つの授業です。まず、グルメ漫画を分析する語用論の講義です。グルメ漫画がどのようにして「おいしさ」を伝えるのかということを、漫画という媒体の特徴を踏まえたうえで、語用論の観点から分析していく講義です。次に、戦後アメリカの音楽についての講義です。ロックンロール音楽を聞いたり、ダンスをしたりして、当時の音楽がどのようなものだったのかを学べる講義です。最後に、冷戦期のアメリカ詩についての講義です。冷戦という時代背景を踏まえて、当時の詩がどのように解釈されるかということを、グループディスカッションを交えて考える講義です。これ以外にも素晴らしい授業がたくさんあります。コース選択の際は是非語学文学コースに!

どのような大学生活を送っていますか

私は、課外活動として外国語を勉強しています。私は、外大でロシア語を2年間勉強してきましたが、古代教会スラブ語、古プロヴァンス語(古オック語)そしてオック方言(ラングドック方言)を趣味で勉強しています。これらの言語で書かれた写本を一人で読んだり、詩を鑑賞したりしています。詩に関して、好きなトルバドゥール詩の種類はtorneyamen(3人以上の登場人物が議論する詩)とalba(アルバ)です。余談になりますが、おすすめは“En un vergier sotz fuella d’albespi”から始まるalbaです。ご興味のある方は各自でご鑑賞ください。また、時間が空いたら外大の図書館に立ち寄ることがあります。例えば、館内のパソコンからOEDにアクセスしたり、興味のある分野の本を閲覧したり、面白そうな論文を読み漁ったりしています。このようにして、私は外大での生活を謳歌しています。

将来の夢?目標 『学生をインスパイアできるような大学教員』

私の将来の夢は、大学教員になることです。具体的に、卒業後は神戸市外国語大学大学院の英語学専攻?語学領域で修士号、その後文化交流専攻?言語コースに進み、博士号を取得しようと考えています。そして、私にできるせめてもの恩返しとして、外大で教鞭を執りたいと思っています。このような夢を持った理由は、私が高校2年生だった時のクラス行事で外大を訪問したときに、山口治彦教授の模擬授業を受ける機会があり、その内容に感銘を受けたからです。なので、私も生徒と学生をインスパイアできるような存在になりたいと思い、このような目標を持つに至りました。これを達成するまでに、さまざまな困難に直面することがあるかもしれませんが、その都度、粘り強く挑戦し続けたいと思います。

  • 我らが母校、神戸市外国語大。
  • 趣味の本。
  • 外大は少数精鋭体制。

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2021年度入学
外国語学部ロシア学科の学生(新潟県立柏崎翔洋中等教育学校卒業)

趣味から始め、自分らしさを探す旅

語劇祭閉会式の集合写真

合格体験記

私はロシア?歌?Origaさんの影響でロシア語に興味を持ち、学校推薦型選抜で入学しました。とりわけ力を入れたのは小論文、面接、記述試験(特に英語)です。?論?の基本的な書き?や 頻出テーマの情報収集は3年終わりから4年の最初、添削は6年の6月頃に始めました。面接ではなぜ“外大で”“ロシア語”を学びたいのか、入学した後何がしたいかを将来のことも見据えて言えると尚良いです。私の場合これら2点が小論文でも問われました。一般入試科目の記述は5年終わり頃から少しずつ添削していただいていました。他の学?が言う通り記述試験の英語ではどの問題でも単語?が必須。私が主に使っていたのはデータベース4500と5500、加えて推薦?試(2019年度以前のもの)と?次試験の過去問です。普段の長文読解でも辞書を引かず一通り解いた後で意味を調べ、初?でも大体の意味を推測できるよう練習しました。数学以外で共通テストも受験しましたが、英語は9割、その他は8割を模試の目標にしていました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

1年生では通称「赤本」と「青本」を使い基本的な文法と語彙を勉強し、週2回授業でネイティブの先生と会話します。学科基礎科目としてロシアの社会や文化、民族などについても扱います。2年生では1年生で習った文法知識を基に講読と作文をします。講読の授業で使う文章は年度や先生によって異なりますが、私の場合新聞記事や子ども向けの聖書、小説が主です。作文の授業では1年生の文法事項をロシア語で復習し、より高度なロシア語の文を書くトレーニングをしています。ゼミは2年の秋頃に選び3年の春から始まります。私は文学系のゼミを選択しましたが、今後21世紀のロシア文学を研究したいと思っています。
加えて、私の地元柏崎が水球で関係を持つことがきっかけで興味を持ったセルビア語を勉強しています。比較的少人数ですが、その分先生や他の学生との距離が縮みやすく質問などもしやすいです。ロシアと似て非なる言語や文化に触れられ、刺激になっています。

どのような大学生活を送っていますか

1年生の頃は興味の一心からハビタット、ロシア語クラブ、語劇、アルバイト、アニメ翻訳のインターンを掛け持ちしていました。インターン修了後2年に上がってボランティアも始めましたが、語劇祭実行委員会の運営、授業との両立が大変でした。様々なアクシデントへの対応、ロシア語劇の練習に追われながらも、12月中旬に無事第72回語劇祭を開催できました。大規模な伝統行事の運営は大きな責任が伴い辛いことも多いですが、人前に出ることが苦手な私にとってリーダーシップやタスク管理など社会的に求められるスキルを身につける場になったので経験して悪くなかったと思います。
課外活動がひと段落した今は、ゼミと9月からのセルビア留学に向けて準備をしています。ロシア本土への渡航が厳しい状況、でも英語圏やオンラインでの留学はどこか物足りないと思った故の選択です。留学で新たな経験を積み、自分だからこそ生きる長所を見つけていきたいです。

将来の夢?目標 『仕事のどこがで好きなことを活かしたい』

もうじき就活も始まるとのことですが、正直将来の具体的な進路はまだ考え中です。これからインターンや留学を経験していって、やりたい仕事や自分の好きなことを見つけたいです。ロシア語を勉強する大学生活は、1つの趣味がきっかけで始まりましたが、それも何かの縁だと思っています。大学生活中に学ぶこと?新しくできる趣味が道を開いてくれることを信じ、今は目の前のことに精一杯取り組み、好奇心を大切に様々なことに挑戦することが目標です。

  • 正教式のイースターエッグ
  • 海さくらのゴミ拾いボランティア
  • 神戸ロシア正教会の外観

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2020年度入学
外国語学部中国学科の学生(同志社国際高等学校卒業)

あらゆる環境やチャンスを最大限に活用

1年越しの入学式

合格体験記

高校で履修していた中国語をもっと極めたいと考えていた時、高校の先生から勧めていただいたのが神戸市外大でした。他にも中国語を勉強できる大学はありましたが、文法?作文?会話をバランスよく学べるカリキュラムがあること、そして専攻言語の授業が約30人という少人数クラスで行われていることに強く惹かれ、神戸市外大を第一志望に決めました。また、1年間カナダに留学していたこともあり、兼修言語として英語を学べる環境が整っていることも魅力的でした。
私はAO入試(現在の総合型選抜)を利用して入学しました。AO入試はレポート課題、面接、調査書や志望理由書などの書類、英語外部資格証明書で合否が決まります。アドミッション?ポリシーを読み込み、外大の「求める人材」に自身が合致していることをしっかりアピールすることを心がけました。特に、高校時代までに経験したこと、そしてそれらを通して学んだことを自分の言葉で説明できるように何度も練習を重ねました。「なぜ神戸市外大に入学したいのか」「自分はどのような人間か」をきちんと言語化できるようにすることが面接のポイントだと思います。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

専攻言語である中国語の授業は、週に6コマあります。全くの基礎から学び始めましたが、学年が上がるにつれて文学作品の読解や古典など発展的な内容に取り組むようになってきました。文法や発音は日本人の先生に、会話や作文は交換教員のネイティブの先生に教わることが多いので、効率的に中国語を習得できていると感じます。言語だけではなく、中国の文化や経済について学習できる学科基礎の授業や、ミクロ経済や心理学など他分野の授業も履修できるので、興味の幅は広がり続けるばかりです。
3年次からは語学文学コースに所属しており、ゼミでは日中文法の比較?対照研究に取り組んでいます。教職課程を履修しているので、朝から晩まで大学にいることが多いです。さらに、母語である日本語を客観的に見つめたいと考え、日本語学課程も履修しています。教職課程と日本語課程を両立させることはとても大変ですが、他の学科にも友達ができたり、今まで興味のなかった分野に触れることができたりするので、人一倍お得だと思っています!

どのような大学生活を送っていますか

「あらゆる環境やチャンスを最大限活用しよう」をテーマに大学生活を送っています。中国語のスピーチコンテストや、近隣の小学校でのイングリッシュサポーター活動などたくさん思い出はありますが、やはり一番の思い出は語劇祭です。演技経験が全くなかった私にとって、全編中国語の劇に参加することは挑戦の連続でした。部員同士でぶつかり合うこともありましたが、「ありがとうございました!」と部員全員笑顔でカーテンコールを迎えられた時の達成感は忘れることができません。
2022年の後期からは、休学制度を利用してカナダのバンクーバーに留学しています。長年の夢である旅行業界での就職を叶えるため、専門学校で観光学を専攻しています。1人での海外生活は不安なこともたくさんありますが、世界各国にできた友達は人生の宝物です。Betway必威体育_必威体育app官网-投注*平台による規制はまだまだありますが、留学をしている人が多く、世界各国で頑張っている同級生からたくさん刺激を受けています。休学中の学費を払わなくて良いのは嬉しいポイントです。

将来の夢?目標 『私の可能性は無限大!!』

大学卒業後は、今まで力を入れてきた「言語」を活用できる職業、また日本の魅力を多くの人に伝えられる職業に就きたいと考えています。それが旅行業界での仕事なのか、教員なのか、日本語教師なのかは皆目見当がつきません。もしかすると、今では全く想像がつかないような仕事かもしれません。ですが、なんでも挑戦することができる大学生活をフルに活用して、未来での選択肢を少しでも増やすことが今の自分にできることだと考えています。大学生活を通して、言語運用能力以外にも他文化への理解や自分主体で物事に取り組む姿勢など様々なことを学びました。この忙しない大学生活がきっとどこかで何かしらの形で活きると信じて、毎日をがむしゃらに過ごしています。
神戸市外大は小さい大学ですが、その分人との繋がりはどの大学よりも深いです。皆さんもぜひ、神戸市外大にきて言語の沼にハマりましょう!
很期待?到??!(お会いできることを楽しみにしています!)

  • 中国語スピーチコンテストで入賞!
  • 語劇では理髪師を演じました(手を挙げているのが私です!)
  • 淡路島は外大生絶好のドライブ先です

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2021年度入学
外国語学部イスパニア学科の学生(東大津高等学校卒業)

やりたいことは今のうちに!

夏のオープンキャンパススタッフをしました

合格体験記

高校三年生の時に行ったオープンキャンパスの模擬授業が他の大学と比べて1番楽しかったことから、本学に決めました。現役で一度落ちましたが、どうしても諦めきれず一年浪人して一般選抜の前期日程で合格しました。
おすすめの英語の勉強法は自分のレベルより少し上の長文を時間を決めて解くことです。共通テストも読解問題が多く、二次試験でもレベルの高い長文が出されるので、それに慣れるために問題を解きました。一つの長文の中で、問題になっていなくても重要なポイントや自分のわからない文法?単語が出てくると思います。問題を初見で解くのも大切ですが、答え合わせの後に自分で解説が作れるぐらい分析したのがよかった点だと思います。英作文の対策はやはりたくさん書いて添削してもらうことだと思います。知ってる表現を使える表現にして、減点されない英文を作るように心がけていました。
今の大学生活が人生で一番楽しいので、諦めずに勉強してきてよかったです。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

イスパニア学科に所属し、主にスペイン語の勉強をしています。さらに私は語学文学コースに所属していて、主に語学について学んでいます。専攻の授業では、文法、講読、会話など内容を分けて授業があり、半分の授業がネイティブの先生の授業です。クラスの人数が多くても40人で、授業によっては20人ずつに分かれるので、先生との距離が近く、質問などもしやすい雰囲気です。スペイン文化について書かれた文章を読むこともあり、言葉だけでなく、文化や慣習についても学ぶことができます。コースの授業では、スペイン語で書かれたスペイン語の文法書を読んだり、スペイン語の語源についてラテン語から学んだり、ネイティブの先生に直接スペイン文化を教えてもらったりします。グループでプレゼンすることもあり、先輩後輩と縦のつながりが強いのは語学文学コースの良いところだと思います。

どのような大学生活を送っていますか

自由時間の多い大学生のうちにやりたいことを全てやろうと決めています。高校の時から生徒会などのBetway必威体育_必威体育app官网-投注*平台運営が好きで、外大祭実行委員会に入ったり、オープンキャンパスを運営する広報サポーターに入ったりしています。2022年度には外大祭実行委員会の委員長も務めました。また、私はバンドが好きで、部活も軽音楽部に入ってドラムを始めました。アルバイトは趣味を活かして三ノ宮のライブハウスで働いています。勉強、部活、アルバイトの両立は大変ですが、自分の中で優先順位を決めてひとつずつこなしています。
高校生の間にできなかったことでも、自由が増えた今はできることの範囲がかなり広がり、自分の意欲次第でなんでもできます。言い換えると、やる気がなければ何も始まりません。塾に行けば勝手に賢くなるとは限らない、というのと同じで、大学生になったからといって勝手に交友関係が広がったりお金が手に入ったりはしません。自分を律して目標を持って生活すれば必ず得られるものは大きいと思います。

将来の夢?目標 『好きなことを仕事に』

私は音楽業界で自分で事業を持つことが目標です。外大に来てなぜ音楽業界?と思う人もいるかもしれません。 外大に来てわかったことは、 外国語に興味がある人はもちろん多いですが、それ以上に言葉以外のことに興味があって多様なことに手を出している人が多いということです。海外で働くことが目標であったり、教育や芸術に興味がある人もたくさんいます。さまざまなことを目標にしている友人たちと一緒にいると、刺激を受け、自分が本当にやりたいことは何なのかよく考えることができました。外大に来たから外国語に縛られるのではなく、大学で学ぶ語学以外のこともたくさん吸収できればいいなと思います。
自分の好きなことを仕事にするか、好きなことのために仕事をするか。私が選ぶのは前者です。不安定な業界で、正解のルートが定まっていないことに心配はありますが、好きなことなら続けられるので、後悔はありません。目標のために積極的に動いて少しずつでも近づいていこうと思います。

  • 大学からドラムを始めました
  • 外大祭2022完!
  • オープンキャンパスでの高校生との座談会

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2019年度入学
外国語学部国際関係学科の学生(神戸市立葺合高等学校卒業)

世界中の全ての人にとって生きやすい平等な社会を目指して

留学先での勉強の様子

合格体験記

私が、神戸市外国語大学国際関係学科を志望した理由を一言で表すと、英語を使って専門分野を学びたかったからです。
私は、幸いにも推薦入試で合格したのですが、受験生活が始まってからは一般入試を受けることを前提に家の近くの塾に通って受験勉強をしていました(5科目、当時はまだセンター試験でした)。一般入試の対策としては、塾の先生が国公立大学受験生向けのカリキュラムを組んで頂いてそれをもとに勉強をしていました。やはり英語力を伸ばしたくて、英語で勝負したかったので、センター試験は筆記、リスニング共に満点を目指していたのを覚えています。出身高校では、2学期が始まった頃から、神戸市外国語大学特別講座を放課後に開いてくれていたのでそれに参加したり、小論文特別講座に参加したりしていました。担当してくださっている英語の先生におすすめの英単語帳を教えてもらったり英語小論文を添削してもらったり、担当してくださっている現代文の先生に小論文の添削をしてもらっていました。推薦入試間際には、英語が第一言語の先生にインタビューテストの練習をしてもらっていました。
ですので、こうやって、授業以外でも授業を持ってくれている先生にアドバイスやおすすめの参考書を伺ったり、小論文を添削してもらうのをおすすめします。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

私は、Hollenback准教授のゼミに所属していて、Social Justiceについて学んでいます。このゼミでは、世界に蔓延している差別について学びます。例えば、国籍、人種、階級、能力、性別などに基づく差別についてです。そして、これらの差別がどうして存在しているのか、これらの差別を撤廃するにはどうしたらいいかなどを、文献を読み、調べ、考え、議論し、学びます。
卒業論文は、私の、緊急時には社会的に抑圧されている方々こそ甚大な被害を被るという考えのもと、“Impacts of COVID-19 on Female Irregular Workers in Japan” という題で執筆しました。私の志望動機のとおり、英語でSocial Justiceという専門分野を学ぶことができて感無量です。

どのような大学生活を送っていますか

大学生になり長期の留学をすることが高校生からの目標だったので、Betway必威体育_必威体育app官网-投注*平台の影響で留学に行けないとなった時は、心底落ち込みましたがそれでも、英語力を伸ばし続けたかったので、オンラインで2020年6月にはJUEMUN模擬国連大会、8月には Asia Pacific Youth Exchange Online & Global Social Innovation Idea Competition大会、11月にはIMUNO模擬国連大会に出場しました。8月のビジネスプラン大会は同じクラスメイトが誘ってくださったのですが、その他は神戸市外国語大学主導の模擬国連大会で、コロナ渦だったのにも関わらずオンラインで学ぶ機会を与えてくださって光栄でした。
そして、カナダ政府の方針で、2021年の10月末に留学生を受け入れることが突如発表され、念願の交換留学に行くことが叶いました。留学先のレジャイナ大学では、 自分の専門分野である国際関係学がカナダではどのように教えてられているのかに興味があり ‘International Studies’の授業を取りました。そのほか、個人的にジェンダー論やフェミニズムに興味があり、またカナダは男女平等という点で国際的な指数でも比較的高いランキングに位置していることから ‘Feminisms’, ‘Feminism & Activism’, ‘Indigenous Feminisms’の授業を取りました。
特に、‘Indigenous Feminisms’の授業はカナダらしくポストコロニアリズムの考えも学ぶことができて大変良かったです。帰国した時は4回生で、模擬国連神戸大会の実行運営委員会の一員として大会運営をしたり、卒業論文を執筆したり、自分の進路について葛藤したりしていました。
これはほんの一部分にしか過ぎませんが、このように神戸市外国語大学でのBetway必威体育_必威体育app官网-投注*平台は充実しております。
学習意欲とモチベーションが高いクラスメイト、先輩、後輩に恵まれて、十分に勉学に集中できます。教員や職員の方々は皆さん親切で、サポートもしてくださり、教員と職員の方々と学生の関係は近いというのは神戸市外国語大学の最も魅力的なポイントの一つだと実感した4年間でした。

将来の夢?目標 『全ての人にとって平等な社会の実現のために学び、次世代に伝えていく』

Hollenbackゼミを筆頭に神戸市外国語大学で受けた授業、レジャイナ大学で受けた授業、レジャイナでInternational Women’s Day March に参加した経験など、大学生活の全ての経験をもとに、社会的に抑圧されている人々が政治から離されている理由はなぜかということに興味を持ちました。
したがって、全ての人にとって平等な社会にするには、現在社会的に抑圧されている人々の声を社会、政治に反映させる必要があると考え、
"In which democratic systems, can people pursue their political goals through social movements?" という研究テーマをカナダの大学院で学べるよう、現在、出願中です。(この出願の際にもたくさんの教授にご支援頂いて、感謝してもしきれません。)
最近の世情を見ても、ロシアのウクライナ進行、アフガニスタンでタリバンが女子?女性から高等教育を受ける権利を剥奪、アメリカでの警察によるアフリカ系アメリカ人への不当な暴力など、若輩者ではありますがどうやら人々は何が正しくてそうでないかという考えが鈍っているように感じます。したがって、神戸市外国語大学で学んだことと大学院で今後学ぶ内容を次世代に伝え、次世代の人々が流行に惑わされず、何が正しくて何が正しくないかを自分でしっかり考え行動できるようになることを切に願いながら、僭越ではありますがその手助けをしたいと考えております。それができるよう、今後も研究し、考え、学んでいきます!

  • レジャイナ大学
  • 模擬国連大会閉会式で参加者からスタンディングオベーションを頂いた瞬間
  • Ineternational Women’s Day March

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2021年度入学
外国語学部第2部英米学科の学生(新潟県立新潟高等学校卒業)

2足のわらじで

仕事風景

合格体験記

公務員として働くなかで、仕事をしながら学べる大学に通いたいとの思いから第2部英米学科に社会人特別選抜で入学しました。全国的にも語学や国際関係を学べる夜間コースをもった大学は少なく、行くならここしかない、と必死だったのを覚えています。
社会人特別選抜は、英語の外部試験、小論文、面接によって選考が行われますが、外部試験については英検準一級とIELTSを受験しました。Reading、Listening、Writing、Speakingの4技能のうち特にSpeakingに苦手意識があったため、オンライン英会話を活用したり英語話者の友達を作ったりして英語を話すことに対するハードルが下げられるようにしました。小論文の対策としては、過去問や他大学の小論文の例からどのような話題が取り上げられやすいのか探りつつ、書いたものを高校時代の恩師に見せて意見を求めるなどしました。面接の準備には、想定問答を用意したり、職場で面接官をすることもある上司に練習に付き合ってもらったりしました。また、それまではあまり読む習慣のなかった新聞も読むようにしました。

神戸市外国語大学でどんなことを勉強していますか

現在3年生ですが、この2年間は専攻英語として週に5コマの授業がありました。実に様々な角度から英語について学ぶことができますが、特に印象に残っているのは、辞書の使い方、メディアで使われる英語の特徴、英詩の鑑賞などの授業でした。兼修語学としてはフランス語を選択し、週に2コマ、1コマは日本人の先生、もう1コマはネイティブの先生から授業を受けました。全く触れたことのなかった言語でしたが、フランスの街を歩いてカフェで注文したり窓口で切符を買ったりできるくらいには成長できました。
来年からは、英語学?英語研究、英語圏文化文学、法経商の各コースに分かれてゼミが始まります。私は法経商コースの統計学?計量経済学関連のゼミに入って勉強する予定です。

どのような大学生活を送っていますか

とにかく充実した毎日です。平日は朝7時半から17時頃まで仕事、そのまま大学に行って21時まで授業、ときにはその後テニス部の練習に参加、そして帰宅後は家事、そして昼間の授業のオンデマンド映像を見たり課題をしたりして、目まぐるしく1週間が過ぎます。
土日は(現実から目を背けて)思い切り自分の好きなことに時間を使うようにしています。旅行に行ったりアウトドアを楽しんだりしてほとんど家にいません。そのせいで洗濯をいつするかいつも悩んでいます。

将来の夢?目標 『「英語ができる人」ではなく「英語でも仕事ができる人」に』

将来は、現在の職業を続けていく中で国際業務に携わりたいです。実際に国際業務に従事している職員と話す機会があったときに、求められている人物は『「英語ができる人」ではなく「英語でも仕事ができる人、自国の主張ができる人」だ』と言われたことが大変印象に残っています。
国際会議や在外勤務等のチャンスをもらえるよう、またその時に迷わず飛び込めるよう、成長しておかなければいけません。本学在学中に、語学はもちろん国際社会の仕組みやその見方について学び、また論理的に意見を伝える力も身につけたいです。
仕事と学業の二足のわらじですが、どちらもおろそかにすることなくこの4年間を駆け抜けて、実りある時間にすることが目標です。

  • クラスメイトとの淡路旅
  • フランス旅行
  • 趣味の登山

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