総合文化教授
林範彦 (はやしのりひこ)
Professor
Norihiko HAYASHI

MESSAGE

中国南部から東南アジア大陸部北部地域のことばをフィールドワークしながら研究しています。これまでは言語学という学問領域から少数民族のことばのあり方やうつろいをみつめてきました。今後も言語学を主軸にしながら、さらにアジア地域におけることばとくらし、ことばと社会、民族と生態環境のかかわりなどを広く深くとらえていきたいと考えています。本学でアジアのことば?文化?社会に関心のある方々との出会いを楽しみにしています。

最終学歴 Degrees

京都大学文学部人文学科言語学専修卒業(学士)

京都大学文学研究科行動文化学専攻言語学専修修了(修士)
京都大学文学研究科行動文化学専攻言語学専修博士後期課程研究指導認定退学
京都大学文学士(2000年), 京都大学文学修士(2002年), 京都大学博士(文学, 2007年)

研究分野 Research Field

言語学を専攻する。専門領域は東アジア?東南アジア大陸部の諸言語である。
中国雲南省で話されるチベット?ビルマ系言語であるチノ語の記述言語学的研究を中心に、東南アジア大陸部北部地域(タイ文化圏)の諸言語の地域言語学的研究を行っている。フィールドワークを手法とする記述言語学?言語類型論?歴史言語学(比較言語学?言語接触論)からこれらの諸言語にアプローチしている。また記述言語学と言語理論(生成文法?認知言語学等)の有機的な連携にも強い関心がある。

Tibeto-Burman Linguistics and Southeast Asian Languages

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